子連れで安曇野旅行 子供も楽しい美術館 ちひろ美術館
安曇野旅行、2日目はまずちひろ美術館へ。何回か行っていますが 新しいスペースができてからは初です。
駐車場に車を停めてまず見渡せるのがこちらの池。息子達はこちらに食いつきしばらく遊ぶ事に。結構ビショビショになりましたが、ウォターシューズに履き替えていたのと 着替えがあったので良かったです。カエルや小魚がいたようでなかなか離れませんでした。
館内入口の屋根、よーく見るとガラス越しに山が写っていますね。こちらが屋根のアーチと同じ曲線になるように作られているそうです。何だか自然と一体になっているようで素敵ですよね。
館内はいわさきちひろさんの人生や描いてきた絵、黒柳徹子さんの『窓際のトットちゃん』にしようされた絵などが展示されています。
◆◆窓際のトットちゃん / 黒柳徹子/著 ドロシー・ブリトン/訳 / 講談社
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皆さん、実は『窓際のトットちゃん』を読んでからいわさきちひろさんが挿絵を描いたのではないとご存知でしたか?私はあまりにもぴったりな絵なのですっかりいわさきちひろさんが黒柳徹子さんの為に描いたのだとばかり思っていましたが、実は『窓際のトットちゃん』が書かれた時 既にいわさきちひろさんは亡くなられていて、余りにも自分や黒柳徹子さんが幼少期を学ばれたトモエ学園の仲間達を描いているようでご家族にお願いして挿絵に使われたそうです。
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子どもの部屋
靴を脱いで遊べるスペースもあります。木のおもちゃや布のおもちゃが置いてあり、小さなお子様から安心して遊べます。
目を引いたのが7つの椅子。こちらは7人の有名なアーティストの方がそれぞれ作ったのですが、座面がぴったりと一枚板になるそうです。細部のこだわりが素敵ですよね。
入口には子供が実際に脱ぎ捨てたのかと思わせる、可愛い靴のオブジェもあるので見つけてみて下さいね。
絵本カフェ
我が家は今回入らなかったのですが、メニューも充実していて 次回は必ず入ろうと思いました。安曇野産の野菜を使ったり、天然酵母のパンだったりなかなかこだわっているようです。美術館のカフェって美味しい所が多いので、次回を楽しみにしています。
トットちゃんの部屋
『窓際のトットちゃん』の世界が体験できるワークショップが随時開催されています。私達が来館した際は 海のものと山のもの のお弁当作りでした。
秘密ののぞき穴もあり、子供達はワクワクすること請け合いです。
館内を出るとすぐ目につくのが こちらのドラム。心地の良い音がします。次男はここで演奏家きどりで自由に奏でていました。
すぐ側にはこんなにくつろげる空間が。暑さがもう少し和らげば気持ちよく お昼寝できるのですが。
新しくできたちひろ公園へ向かう道には素敵な花壇がひろがっています。ラベンダー畑と思いきやブルーサルビアでした。一面に広がりこの中を歩けるので、とても気持ちがいいです。
広大の敷地の中にこの夏新しいゾーンがオープンしました。自然豊かで本当にゆったりできます。
モハとデハニ
『窓際のトットちゃん』に出てくる電車のお教室、モハとデハニが再現されています。トモエ学園は自分達が学びたいことをすきなようにやって良かったそうです。その様子が良くわかり、長男はうらやましがっていました。
この先には、農業体験ゾーンや郷土食作りや収穫した野菜を調理する体験ができるゾーンがあります。どちらも要予約で今回は行かれませんでしたが、又次回のお楽しみてさにします。
ちひろ美術館 今回は3時間程しか滞在できませんでしたが、全く足りませんでした。1日いられる場所ですし 小さなお子さんから安心して楽しむ事ができます。予定に入れるなら是非とも長居を考慮してプランを練って下さいね。